(5)あれアレルギー?

Q こんにちは。緊急のご相談をさせてください。23歳の会社員です。去年の就活の頃から急にアレのアレルギーがでてくるようになって困っています。食べると口のまわりが腫れたり体中にジンマシンができてしまいます。それがだんだんひどくなって、食べるだけでなく触るだけでもダメになり、匂いもダメ、アレを見ただけでもダメ。しかも最近ではかっぱアレせんのパッケージを見ただけでも体がかゆくなってきます。今こうしてアレのことを書いているだけでも背中の手が届かない部分がかゆいです。だったらアレに近寄らなければ良いという話かもですが、そうもいかなくなりました。
 というのは、来週から社内的に重要なプロジェクトチームに抜擢されて...。そのプロジェクトというのが、なんと「アレ祭り」というイベントの企画運営なんです!わたしは入社一年目の新人ですから、断ることなんてとうていできません。そして悩んだあげく、アレアレルギーがあることを率直に上司に伝えればなにかと配慮してくれるんじゃないかと思い至りました。ところが、なんとそのプロジェクトのチームリーダーが社内でも有名なイケメンで仕事もバリバリこなす方で、お名前がアレ澤さん、というのです。ですから、わたしはアレ澤さんに向かって「アレアレルギーなんです」などとは口が裂けても言えません。それに、一緒に仕事するわけだから、もしかしたらアレ澤さんに触られる可能性があるんじゃないかと怖くて怖くて夜も眠れません。ふじこさん、わたしはどうしたらいいでしょうか?アレアレルギーの対処法ってありますか?せめてアレ澤さんにアレアレルギーだと言うことをうまく伝えることができれば...。(読みにくい文章ですみません)

A なるほど、海老アレルギーですか。困っている様子がよくわかります。つらいですね。かわいそうに。ちょっと調べてみたらエビに含まれるなんとかっていう物質が体内に蓄積すると突然アレルギーなったりするみたいですね。エビフライ、エビチリ、エビマヨ、海老のにぎり、桜えびのかき揚げ、エビシューマイ、プリプリ海老の中華風オーロラソース炒め、とか、美味しい料理がいっぱいですよね。私も海老が大好きなので今日も伊勢海老ロースト小悪魔風という料理をいただきました。美味しかったですよ♪
 さて、エビアレルギーですが、皮膚科のお医者さんにいけば頓服薬をだしてくれるようなので、早めに行きましょう。それでほぼ解決!薬で治らないようなら海老澤さんにエビアレルギーだとちゃんと言いましょう。面と向かって言えなければメールで伝えればいいし。もし海老澤さんの名前を見るのもダメというなら私から電話いたしましょうか。
 えっとそれから、...私はふじこさんではなく、よしこですからね。よろしく。

(4)サリーちゃんのパパみたいな...

Q ボクは37歳でヨメとふたりの幼いこどもと暮らしています。年上で、某メーカー管理職のヨメは家事や子育てなど一切しません。ですが、ボクは家事も子育ても大好きなので、それはいいんです。
 悩みというのは、転職を十七回したボクですが、今の会社に勤めだしてから、なぜか急に髪型がサリーちゃんのパパになってしまったということです。そのために職場では「おい、サリーちゃんのパパみたいな髪型!」などと呼ばれます。そしていつしかヨメやこどもたちにも「サリーちゃんのパパみたいな髪型」と呼ばれるようになって、ひどく落ち込んでいます。普通にパパと読んで欲しいのに。つい最近のことですが、自転車で信号無視した時に「おい、そこの!...サリーちゃんのパパみたいな髪型!信号無視したらあかんでこらぁ!なにしとんねん。このあほんだら!」とミニパトの婦警さんにマイクで叱られました。
 前職まではきっちりマッシュルームカットにしていたのに、ふしぎでなりません。どんなにケシャケシャシャンプーしても、翌朝起きると髪型がサリーちゃんのパパになっているのです。一度「えーい、こうなったらしゃぁない、切ったれ!」と意を決してモヒカンにしたことがあるのですが、次の日にはもとどおり、髪型がサリーちゃんのパパになっていました。しかも、サリーちゃんのパパみたいなヒゲまでたくわえて。これはいったいなんの因果でしょう?魔法でしょうか?よしこさん、ボクは、どうしたらいいでしょうか?ヨメに言わせると今の会社に入ってからは顔つきや目つきが全く変わったということですが、自分にはわかりません...。ちなみに今の職場は小さな商社で、金融と土地売買、おしぼり配達、電気マッサージ機販売、あと繁華街のいかがわしい店の経営コンサルなどをしています。

A どんなんだったっけ?って、おもわず画像検索しちゃいました。サリーちゃんのパパかっこいいですね。とても威厳がある感じ。ただ、もし喫茶店で向かい合って座るとしたら、私は気が引けそうです。ああ、でも、バス停とかでギロって睨まれたい気もする、かな。いつもこんなかっこいい髪型でいるなんてステキですね。あんまり気にしなくてもいいんじゃないでしょうか。「サリーちゃんのパパみたいな髪型」というのは、きっとみんな褒め称えてそう呼んでいるのであって、「とっても凛々しくて頼もしいお方」という意味を含めて呼んでいるのではないかなと思います。今のお仕事にとっても似合いそうな髪型ですね。ヒゲ付きというのもステキ!がんばってください。応援してます!
 それにしてもサリーちゃん懐かしいですね。ついついユーチューブでOPとEDを観てしまいます。「おやつあげないわよ〜!」

(3)古着屋さんをやりたいのですが...

 さてさて、桃や梨が美味しい季節となりました。ああ、そうそう、茄子も美味しいですね、そうですね。私は茄子は揚げだしもマーボーも、漬物も大好きです。
 ところで、古着屋さんをはじめたいといった方からのメールがとても多いので、またそんなはなしを書こうと思います。とりあえず、昨夜届いたメールから。


Q はじめまして。

 カリスマよしこのなんでも相談室を拝見させていただきました。
 自分は、某服飾専門学校の1年で将来的には自分の古着屋を持ちたいと思っています。
そこで古着屋を開業するためには今のうちにこうゆうことをしておいたほうがいいなどアドバイスをいただければなと思いメールさせていただきました。

 宜しかったらお返事頂きたいです。

A はじめまして。よしこです。

 「今のうちにしておいたほうがいいこと」ですね。古着屋開業長期プラン〜準備編といったところでしょうか。了解しました。ちょっと思いついたことを書いてみますね。

1.とにかくいろんな古着屋さんを回ってみる。
2.お気に入りの古着屋さん何軒かのスタッフと知り合いになる。
3.古着屋さんにはいったらレディースもメンズもキッズものも雑貨もチェックする。
4.自分が着るかどうかは別で、すっごくいいと思った古着はとにかく購入する。
5.古着屋さんの立地条件とかを考えてみる。街の雰囲気とか。
6.自分が売りたい、好きな古着の傾向、年代を知る。
7.学校で勉強してるかもしれませんが、服飾文化史をよーく学んでおくと接客に役立ちます。あ、それと、好きな年代の映画や音楽なんかにはなるべく多く触れていたほうがいいですね。


 いま思いついたものだけですが、こんな感じでしょうかね。必要資金とか経営的な話はまだまだ考えなくていいかなとおもいます。またなにか思いついたら追記しますね。

 なんか、二三年もすればコロッと経済状況やら市場も変わる世の中ですしね。
 
 もし具体的な質問などがありましたら、コメントくださいね。

(2)歯磨き粉、祖父とふたり暮らしで...

 こんにちは。古着販売スタッフのよしこです。

よしこhs

 ちょっと夏バテ気味なもので更新が滞りがちで申し訳ないです。

 ご相談メールをたくさんいただいておりますが、少しずつお答えいたしますね。




Q こんにちは、高校生女子15歳です。「歯磨き粉」という言い方が許せなくて困っています。よしこさん、どう言えばいいですか?

A えっと。「練り歯磨き剤」とか「歯磨きペースト」かな。それとも「歯を磨く時に使うにゅるにゅるしたもの」といった言い方なら許せるかなぁ。


次です。

Q ぼくは受験生なのですが、夏休みは経済的な事情もあって予備校の夏期講習は受けず、先週から、信州の山の中でひとり暮らしをしている祖父の家で勉強をしています。自然に囲まれ、とても静かで涼しくて、すぐ近くには川が流れていて、ちょっと気分転換にと散歩や川遊びしたりできるし、祖父は70歳くらいですが、元数学教師なのでいろいろ教えてくれますし、ネット環境も整っているので調べ物もスムーズにできて、受験勉強に集中するにはすごくいい環境です。それは本当に良いんです。とても。

 ただ、ひとつだけ問題があるんです。というのは、ご飯のことなんですが、祖父がぼくの分も用意してくれるんですね。とてもありがたいことです。とてもありがたいのですが、おかずが極端に少なくて、食べ盛りのぼくには物足りなく、とてもつらいのです。祖母がいた頃はこんなことは無かったはずですが...。たとえば、今朝のおかずはトマト一個でした。食べられるだけでも幸せだとおっしゃるかもしれませんが、普通ご飯のおかずにトマトってアリですか?生のゴロっとしたトマトです。それって、ご飯のおかずとしてどうなんですか?お昼は、ししとう二本。そして、夕食は、ナス1本でした。生のししとうやナスは初めて食べましたが、新食感!つか、美味しくないです。ししとうは辛くて涙がでました。他の日のおかずも、きゅうり1本、玉ねぎ1個、ピーマン1個、じゃがいも大きめ1個とかで、すべて調理されていない生のものです。一汁一菜どころじゃないです。お腹が空いているので我慢して全部食べますが、本当はやっぱりカレーとかハンバーグとかが食べたいです。祖父は無口で、食事中はぼくと向かい合い、まるで儀式のように粛々と食べています。時々ぼくに、「うまいか?」ときくことがあるのですが、ぼくはなぜか「まいうー!やっぱり野菜は生がいいねー!自然サイコー!」なんておべっかを使ってしまいます。すると祖父はぼくの後ろのほうを見て真ん丸な目をうるうるさせます。ぼくはお爺ちゃんになんだか嘘をついているようで、胸が痛くてしょうがないです。嘘ついてるんですけど...。

 よくTwitterとかで食べ物の画像とかアップされてるじゃないですか。ああいう写真て本当に美味しそうに撮ってありますよね。パスタ、餃子、ラーメン、カツカレー、焼きそば、って、そういう美味しそうな画像を延々と見ちゃって、ヨダレ出ちゃって、ボーとしちゃって、勉強に専念できないで、マジ困っています。よしこさん、どうしたらいいでしょう。優しいじいちゃんになにか文句を言うことなんかできません。母に相談すればたぶん直ぐにでも仕事を休んで駆けつけてなんとかしてくれるとは思います。でも、やはりそれは母に仕事を休ませることになっちゃって会社に迷惑をかけるし、母に助けを求めたことで祖父を傷つけることになっちゃいますよね。祖父の家での受験勉強はぼくが言い出したことなので撤回できませんし、家に戻るまでにあと二週間ほどあります、ぼくはいったいどうしたらいいでしょうか?(N山 19歳)

A

よしこのなんでも相談室(1)

2004年のよしこ


 おひさしぶりです。古着販売スタッフのよしこです。



 七味ちゃんがいなくなって5ヶ月になりますが、てんちょはいまだにペットロスシンドロームから抜け出せないみたいで、頭がヘンです。接客中に突然「白いのくるよくるよ〜ほらきたよ〜」とか言って鼻からミルク出してお客さんを怖がらせたり、「ちょっとシロネコにご飯あげてくるね」って外出して二三日戻ってこなかったりと言動が明らかにおかしい状態が続いていて、これはもうブログ更新なんか無理、接客どころか日常会話だって難しい、腑抜け、と思われ、本人にもそんな自覚があるようなので、しばらくは私よしこがブログを更新することになりました。

 といっても、私はブログというものを書いたことないし、ブログネタを探して街に出たりっていうか、取材というのか、そういうの苦手だし、紫外線とか人いきれにあたると体が溶けちゃいますので、街歩きネタみたいなブログ記事は書けません...。
 と、そこでなんですが、我孫子洋品店の頃、1997年〜2004年くらいかな、「よしこのなんでも相談室」というのをWeb上で公開してたことがありまして、まぁ、今もありますけど、私も忘れかけていたんですが、去年の秋、18歳の女性のお客さんに「よしこさん。わたしもよしこさんに相談したいことがあるんですぅ」と言っていただきましてですね、「うふふ。私もまだ若いコに相談されたりするんだなぁ。えへへ」なんてちょこっと嬉しく思ったりして、...それなら「よしこの相談室」をブログで復活させたらどうかなぁ、なんの回答もしてない相談事のメールも溜まってるしなぁ...、というわけで、また相談室をはじめたいと思います。

 →我孫子洋品店での「よしこのなんでも相談室」(1997〜2004)

 あの頃二十歳だった人はもう三十路となってたりするんですね。なんだかやっぱりそういうのが不思議な感じです。シングルマザーの人も多かったけど、あの時の子供も中学生や高校生になってるんだなぁ。古着屋を開業したいって言ってた人たちはどうなったかなぁ。などと気になったり。
 時代が変わっても、世代が違っても、科学技術がいくら発達したといっても、いつの世も悩みのタネはつきませんね。漱石「草枕」の冒頭をおもいだします。

さて、それでは、まず最初に、つい最近届いたご相談メールから。


Q「全裸家族」

 よしこさんこんにちは。「本日のシロネコ」、毎日楽しみにしてました。七味ちゃんのことは本当に残念です。

 僕の悩みを聞いてください。僕の家族はいわゆる「全裸家族」で、夏だけでなく暖かい日は外に出かけない限りは家族全員全裸で過ごします。これは、母のいうには理由が三つあるそうです。ひとつは洗濯物を減らすこと。二つ目に、全裸でいると衣服の締め付けがないため、美容と健康に良いということ。三つめの理由として、父も母も姉もエアコンに弱くて、風邪をひきやすく、さらに、トイレや屋外との気温差により心臓に負担がかかりキケンとのことです。なるほど!と僕も納得しています。実に合理的だとおもいます。それに僕もどちらかといえば全裸の方が楽だし、幼い頃から慣れちゃってるので恥ずかしいというようなことはありません。ピザ屋さんが配達に来てもぜんぜん平気です。つい最近もうっかり全裸のままコンビニに行ってしまいましたが、店員さんには何も言われませんでしたし、帰宅して、高二の姉に言われるまでは自分が全裸だと気付きませんでした。ほかの家庭のことはよくわかりませんが、以前インターネットで「全裸家族」って検索したら、僕んちみたいな家族ってけっこういて安心したりしました。
 ですから全裸家族ということにはぜんぜん不満はないのです。むしろ、全裸サイコーって叫びたいくらいです。
 ところが、こんど、夏休みのグループ研究の勉強会があって、僕の家に同級生のグルーブが集まることになったんです。グループは6人で、3人が女子です。同級生は誰もうちが全裸家族だということを知りません。つまりですね...
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